ベンゾジアゼピン系の抗うつ薬と抗不安薬を断薬成功した私が実践した方法

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ブログを読んでいただきありがとうございます!

うつ・適応障害を克服したかめちゃん(@kamechan1013)です!

 

 

本日は、メンタルヘルス関連の記事になります。

 

ベンゾジアゼピン系の抗うつ薬と抗不安薬を断薬成功した私の方法

 

かめちゃんは約8年間、『うつ・適応障害』の治療のため、抗うつ薬・抗不安薬を服用していました。

 

これらの精神薬は、非常に依存性が高く、長く服用すればするほど断薬をするのがとても難しくなります。

 

 

特に、『ベンゾジアゼピン系』と呼ばれている薬たちは、かなりこの依存性が強烈で、断薬がとても難しいと言われています。

かめちゃんも、これらの『ベンゾジアゼピン系』の薬を長期間服用しており、断薬にはとても苦労しました。

それらの様子は過去記事でもお伝えした通りです。

 

↓↓過去記事はこちら↓↓

【離脱症状】断薬して11日経ったので、経過報告します。

 

【離脱症状】断薬して27日経ったので、経過報告します。

 

 

かめちゃんも断薬をしましたが、例に埋もれず約1ヶ月は離脱症状という禁断症状に苦しめられました。

 

ということで本日は、苦しめられながらも断薬に成功したかめちゃんが、実際に実践していた方法をご紹介します。

 

必ずしも、すべての方法が同じ境遇にある皆さんに当てはまる訳ではありませんが、少しでも参考になることができたら幸いです。

 

 

 

かめちゃんが実際に飲んでいた薬たち

まずは、どんな薬を飲んでいたのかをご紹介します。

8年間服用しておりましたので、記憶の残っているかぎりですが、ご参考ししていただければと思います。

 

  • レキソタン
  • メイラックス
  • ソラナックス
  • パキシル
  • マイスリー
  • スルピリド
  • クロチアゼパム
  • フルニトラゼパム
  • リフレックス
  • ロラメット
  • エチゾラム
  • エビリファイ
  • セニラン
  • アキネトン
  • コントミン

 

いやあ…

あらためてあげてみますと、とんでもない種類ですね。笑

実際は、これ以上飲んでいると思います。

この中に、みなさんも飲んでいる薬がありますでしょうか。

 

 

 

一気に薬をゼロにせず徐々に量を減らす

これは基本中の基本です。

絶対に薬の量をゼロにせず、微分積分のように、限りなくゼロに近づける感じで量を減らしていきます。

そもそも、離脱症状とは長期にわたって薬を服用することで、体が薬の成分ありきで調節をしてしまい、それがなくなることで引き起こされる『からだが驚いている状態』です。

ですので、これをいきなりゼロにするのは一番危険ですので、可能なかぎり薬を残しつつ、徐々に徐々に量を減らしていくのが基本です。

イメージとしては、初心者がスキューバダイビングをする際に、徐々に深度を増やしていき、耳抜きをしていく感じに似ています。

あれもいきなり深く潜ったら耳をおかしくしてしまいますよね。

 

実際に、かめちゃんはレキソタンという薬が最後まで残っていたのですが、最終的に処方された1mgという量ですら、ゼロにすると離脱症状が発生し、死にかけました。

 

ですので、この1mgの小さなフリスク程度の錠剤を半分に割り、0.5mgで服用しました。

 

これで、なんとか乗り切った感じです。

 

かめちゃんは実践できませんでしたが、さらにこの錠剤タイプでの減薬の向こう側の方法を発見しました。

それは、水溶液減薬という方法だそうです。

こちらは名前の通り、薬を水に溶かして摂取する方法です。

これなら、錠剤を粉末にすることで、錠剤を砕く量よりさらに少なく薬の量を調節でき、かつ液体により無理なく摂取するということができます。

 

実際に、こちらのブログではその実践方法の記事がございますのでどうぞ。↓↓↓

レキソタンの水溶液減薬をスタートします!わたしのやり方をご紹介

こちらのブログは、不安障害と戦っている方のブログでして、かめちゃんも離脱症状と戦っていた時はとてもお世話になっていました。

おすすめです↓↓

参考ブログ:不安障害とわたし

 

 

夜は必ず熱いお風呂に入る

離脱症状がひどかった時にかめちゃんが感じたのは、『体の自律神経が乱れている』という感覚でした。

あきらかに、出てくる諸症状が自律神経失調症の症状と似ているからです。

なので、かめちゃんはここに着目し、日頃から自律神経を穏やかにするために実践している方法を試しました。

その中で効果的だったのが、『熱いお風呂にはいる』という方法です。

かなり離脱症状がひどい時や、夏の熱い時期などはすこしきついかもしれません。

でも、これをするとお風呂からあがると体が楽になりますし、夜も比較的ゆっくり眠れますのでオススメです。

 

 

 

離脱症状は必ず起こるものであり、自分に都合の良い解釈をして捉える

ここは精神論になってしまいますが、結構重要です。

というのも、離脱症状は壮絶ですので、こころの在り方がけっこうキモになってくるからです。

 

離脱症状がひどい時に陥りがちな精神状態は、

 

  • まだ治っていないのではないか?
  • この苦しみは永遠に続くのではないか?

 

という不安です。

これが頭に浮かんでしまうと、もともと精神的にトラウマをおっていますから、一気に症状が悪くなる『気がしてしまいます』

だから大切なのは、

 

離脱症状は必ず起きるものなんだ

 

という心構えです。

風邪を引いても治りかけは鼻水が止まらなかったり、咳がとまらなかったりしますよね。

でも、それは必要なプロセスな訳です。

だから、自分だけでなく、必ず通る過程なのだと考えるようにしてください。

 

そしてもう一つは、その症状を自分にとって都合のよい解釈に捉えるということです。

本当に、様々な症状が出てきます。

だから、それぞれに自分の都合の良い解釈を当てはめてしまえばいいのです。

 

かめちゃんの場合は、

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

  • 胃の痛みと吐き気

→ダイエットになるからいいか

  • 頭痛

→気圧のせいでしょう

  • からだの震え

→そのうちおさまりますよ

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

というような感じです。

これはなかなか難しい部分はありますが、『病は気から』というところは大いにありますので、気持ちをしっかり持つことが大切です。

 

 

気を紛らわす

離脱症状に陥ると、からだもきついですが、それ以上にこころが症状をおさめることに必死になり、そればかり考えるようになります。

すると、症状が通常以上に際立って感じてしまいますので、そればかり考えないように、気分を紛らわすことが重要です。

 

かめちゃんは、具体的に

 

  • 音楽を聴いて気を紛らわす
  • 外を出歩いて気分転換
  • アニメを見て世界に入り込む

 

ということをしていました。

ちなみに、そのとき聞いていた音楽はこちらです。

 

 

こちらは、ヒーリングミュージックですが、こころが自然と落ち着く音楽になっています。

夜も、寝る前に流すだけで、かなり穏やかに眠ることができます。

 

 

常に何かを食べる・飲むようにする

これも体調と相談ですが、かめちゃんは常に何かを口に入れるようにしていました。

というのも、症状の中に、喉の渇き、頻尿、胃の痛み、吐き気があったからです。

 

これは、妊婦さんの食べづわりに似ているかなと思います。

常に何かを口にいれることで、体が落ち着きましたし、吐き気や胃の痛みも緩和されました。

そしてなにより、気を紛らわせることにもつながります。

 

ちなみに、オススメだったのは、炭酸系の飲みものですね。

 

 

 

とくに、炭酸水がおすすめです。

カロリーゼロですからいくら飲んでもよいですし、口も気分もさっぱりします。

かめちゃんが愛用していたのはこのウィルキンソンの炭酸水です。

 

最後に:本当にきつい時は無理をせず投薬を再開する

以上が、断薬中にかめちゃんが実践していた方法になります。

 

少しでも、皆さんの参考にされば幸いです。

 

もちろん、せっかく断薬の段階までたどり着けた皆さんには、薬を断つことができるのが私の望みですし、気持ちはわかります。

でも、ここで大切なのは、絶対に無理をしないということです。

 

ここで無理をして体を壊してしまえば元も子もないですし、なにより断薬を失敗すると、その失敗経験がトラウマになり、

 

  • 自分は治らない
  • 一生薬を飲み続けなくてはならない

というマインドが生まれてしまい、回復が遅れます。

 

ですので、そういう時は無理をせず、主治医に状況を説明し、一度薬を元に戻してもらうという手も取るべきだと私は考えます。

 

また元に戻して、落ち着いたらチャレンジすればいいのです。

 

実際に、かめちゃんも一度離脱症状に耐えきれず、薬を元に戻しています。

 

その時はとてもショックでしたが、今はこうして断薬できていますし、結果的に良かったと思っています。

 

一番怖いのは、無理をして強烈な失敗経験からくるトラウマをつくってしまい、リアルに投薬の目的だったうつの症状をぶり返してしまうというケースです。

 

離脱症状は、前述したとおりかならず通る過程です。

 

せっかく苦労して断薬までこぎつけたのですから、決して焦らず、長い目で治していくことを心がけましょう。

 

かならず治る時は来ます。

 

では、きょうは以上です!

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