【離脱症状】断薬して11日経ったので、経過報告します。

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ブログを見ていただいてありがとうございます!
うつ、適応障害により休職したものの、復職したサラリーマンパパブロガーのかめちゃん(@kamechan1013)です!

 

すいません、ブログ更新が止まってしまっていました。
というのも、この二週間ほどは結構大変な状態でして。

 

何が大変だったかというと、それはこの記事のネタになってくるのですが、
かめちゃん、精神薬を断薬した際に現れる『離脱症状』と闘っておりました。

 

そもそも『離脱症状』とは??

離脱症状ってなに??というところもありますが、いわゆる禁断症状のようなものです。

 

 

長期間にわたって摂取し続けていた薬をやめることで、心身ともに、様々な症状がでてくる状態のことを言います。

 

 

常に薬を摂取していますと、からだはその薬の成分があることを前提に、からだのさまざまな機能の調節をします。

そのように体ができあがっている状態で、薬をやめたら、入ってくるはずの成分がすっぽり無くなりますので、からだはびっくりしてしまい、様々なバランスが崩れるわけです。

その結果、心身ともに様々な症状がでてきてしまう、ということなんですね。

 

これは、かめちゃんのように精神疾患を患い、薬を長期にわたって服薬している人には、切っても切れない付き合いになります。

 

かめちゃんは、薬を飲み始めて、かれこれ8年くらいになります。

 

その間には、実に様々な出来事がありました。
体調に関して言えば、まさに乱高下。

いいときもあれば、悪い時もありましたし、一番ひどいところまで行きました。
その時には、会社も五ヶ月ほど休職することになりましたし。

 

体調に関して言えばそんな感じでしたが、ライフイベントとしては、就職、異動、結婚、奥さんの妊娠が発覚、等々、様々なことがありました。

これだけ色々なことがあれば、そりゃ人の心は揺さぶられますよね。

かめちゃんはもちろんセンシティブな人間ですので、これだけの出来事があれば、気持ちが持ってかれるのは当然のことでした。

 

でも、

それこそが人間。
それこそが人生。

です。

 

 

悩むということは、それはすなわち人間として色々なことを経験して、心で感じ、考えている、ということだと思っています。

なので、本当はもちろん、精神的に病むことはない方がいいに決まっていますが、これはいい経験であった、というふうに思うようにしています。

 

主治医から断薬OKの指示が出ました

さて、話はもとに戻しますが、そんな長い投薬人生も、やっと終わりが見えてきまして、とうとう主治医の先生から断薬の指示が出ました。

 

かめちゃん、それはそれはとても喜びました。
本当に、涙が出てきましたからね。

 

ですが、かめちゃんの場合も、例に漏れず、しっかりと離脱症状が出てきました。

 

もちろん、出てくるだろうと身構えていましたよ。
でも、実際に出てくると、それが一時的なものだと頭ではわかっていても、本当に耐えられないほど辛く、壮絶なものでした。

 

何度も何度も、薬に手が伸びそうになりました。
『うわああああ!!』って、頭をかきむしって叫びたくなるほど、辛かったです。

 

ですが、11日経ったいま、だいぶ症状が落ち着いてきました。
まだまだ、何が起こるかわかりませんが、ひとつの山は越えることができたと思っています。

 

そして、辛い中、色々なブログに書いてある先輩たちの体験談に助けられました。

 

ちなみに、かめちゃんが助けられたブログはこちらです。

 

 

こういうとき、ブログの良さを実感します。

 

『誰かの役にたつ』

 

それこそブログの真骨頂ですよね。

というわけで、かめちゃんの体験談も、このブログに残しておくことにします。
誰かの役に立てたら光栄です。

 

断薬後11日間の経過をご紹介します

では、日付ごとに気がついたことをご紹介していきます。

 

初日
診察終了 その日の夜から断薬
最終的な服薬状況
→レキソタン1mg、スルピリド50mg 朝一錠ずつ
→レキソタン1mg、夜一錠
2日目
朝起床後、漠然とした不安感、そわそわ感が出てくる。
一日スッキリせず。頭頂部がかゆいような、ムズムズ感があり。
食欲があまりない。
トイレが近く、頻尿。
寒気あり。
手の震えあり。

 

 

3日目

ほとんど一睡もできず朝を迎える。
不安感、そわそわは昨日よりはよい。だが、悪寒、食欲不振、トイレが近い、手の震え、少しの吐き気あり。
仕事は休むことに。食欲は変わらずあまりなし。午後は外を散歩できた。
晴れていて気持ちがよかった。
気分の落ち込みは時間が進むにつれ良くなった気がする。
胃のムカつき、吐き気はあり。

 

 

4日目

夜はよく眠れたのでよかった。目覚めたところ不安感、焦燥感はほとんど無し。
しかし吐き気があり。朝食は少量にした方がよい。電車は吐きそうでけっこうきつかった。
多少不安感と焦燥感があるものの、コントロールできる範囲。
食欲はあるが、気持ち悪く、量は食べれず。すこし舌が痺れて味がわからない感じがあり。
奥さんは今日から実家に。とても寂しくて震えたが、頑張った。
夜は湯船に浸かったら、より気持ちがさっぱりした。吐き気も一時的におさまった。食欲もあり。
お風呂は効果あり。

 

5日目

夜は眠りが浅かったので、熟睡感はあまりないが、全く眠れなかったわけではない。
不安感、焦燥感はあまりなし。吐き気は昨日よりはよい。朝食は少なめに。
会社に着くころにけっこう胃がキリキリし始める。少したって、午前中に胃のキリキリが弱まってきた気がする。
その後、胃のキリキリと吐き気はほぼおさまっている。昼も夜も食欲は普通にあり。
多少の不安感はあるが、問題ないレベル。

6日目
夜はふつうに寝れた。朝、少し憂鬱感と不安あり。
吐き気と胃のキリキリは治まってきている。だが、朝食は家で食べるのを控え、会社でパンをひとつ。不安感は少しあるが、制御できる範囲。
お昼もふつうに食べることができた。午後少し気持ち悪さあり。
奥さんのこと考えると胃が痛む。夜中泣きながら奥さん帰宅。
話し合い、体調もとりあえず落ち着く。

 

 

7日目

夜は中途覚醒があったが、寝れた。朝、少し憂鬱感と不安感あり。胃がキリキリする。朝食はおさえ、会社でサンドイッチひとつ。吐き気はなし。お昼近くになるにつれて、胃の痛みが強くなる。同時に不安感と焦燥感が一時的にかなり強まった。『またか』と不安になった。トイレが近くなった。その後1時間弱で大分楽になった。

徐々に改善され、家に着いたら大分良くなった。

かなりの疲れと眠気が出てきたので1時間ほど眠る。起きるとまた胃がキリキリ、不安、焦燥感、倦怠感あり。その後夕食は食欲あり、普通に食べれた。食べたあと、気持ちと胃のキリキリも落ち着いた。その後眠るまで安定していた。

 

 

8日目

夜はよく眠れた。起きた時、若干の憂鬱感、焦燥感あり。
だが、コントロールできる範囲。胃の痛みは無し。食欲あり。
一日通して家でゆっくり過ごした。不安と焦燥感の波はあり。
だが、夜はずいぶん楽になり、入眠もスムーズだった。夕飯も食欲あり。

 

9日目

夜はよく眠れた。起きた時、憂鬱感と焦燥感あり。胃の痛みは無し。食欲あり。けっこう焦燥感が強かったが、乗り越えられる範囲。なるべく明るく振る舞い、天気も良かったので買い物に行ったりして気分転換。夕方になるにかけて、切なさも相まって不安と焦燥感が出てくるので、散歩に出かける。1時間ほど歩いたが、気持ちが楽になった。夜は夕食も食べれたし、気持ちは良好に。

 

 

10日目

夜はよく眠れた。朝起きると若干の憂鬱感あり。吐き気あり。
昼間、父親の話を聞き、かなり動揺して、不安が走る。なんとか耐えて帰宅。帰宅後少し落ち込んだが、風呂に入り復活。夕食はかなり食べれた。食欲しっかりあり。その後、調子はよい。肩と背中が凝って、痛む。

 

11日目

夜はよく眠れた。朝起きると少しだけ憂鬱感あり。だが、乗り越えられる範囲。胃の痛み吐き気は無し。朝も会社でおにぎり一つ食べられた。徐々にあがっていき、元気はそこまでないものの、憂鬱感、不安、焦燥感はほとんど無し。昼食も食欲あり。午後は奥さんの定期検診に付き添い。
気持ちは安定している。夜も食欲あり

断薬後11日目を経過してみて

以上が、11日たった現時点でのメモです。

本当に、まったくもって予想のできない様々な症状と、耐えられない不安、焦燥感、憂鬱感に襲われました。

 

途中、奥さんがうんぬんというメモがはいりましたが、この期間中、奥さんと意見が相違し、すこし話し合いになったのですが、奥さんは耐えきれなくなり、3日ほど実家に帰ってしまいました。
具合の悪い夫を残してなんだ、と正直思ったところですが、奥さんもつらいでしょうし、かめちゃんもそこまで奥さんを束縛する権利はないので、1人で耐えました。

 

ここが離脱症状の本当につらいところでしたね。

周りの人からの理解を得る。

それが一番大切であり、家族からの援助は絶対に必要だと思います。

 

もし頼れる家族がそばにいるなら力を借りることをおすすめします。
そして、逆にそういうふうに悩む家族を持つ方は、ぜひ協力してあげてください。

 

というわけで、まだまだこれからどういうふうになっていくのかわからないですが、長いスパンで見ると、確実に良くなってきていると感じています。

 

こうやってブログにして書くことができるなんて、先週のかめちゃんには考えられない状況でした。

 

ブログもやめようかと思ってしまったほどですからね。

 

離脱症状の抜ける期間は人によって様々ですが、とりあえず『一週間は辛抱してみてみることをお勧めします。

まず一週間です。

どんなにつらくても、まずは一週間、耐えてみてください。

そこまで耐えられたら、つぎはそこから考えましょう。

 

では、今後も経過を報告していきますので。

みなさん、かめちゃんと一緒に頑張りましょう!

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