【記録1年間分】抗うつ薬の離脱症状に耐え断薬を成功した経過と方法

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うつから復活し、今は子供を育てながら働いている
かめちゃん(@kamechan1013)です。

こちらの記事を読まれているということは、
抗うつ薬の『断薬』『離脱症状』に悩まれている
ことと推測します。

断薬はとても辛いものですよね。
自分の心のより所にしていた薬を卒業するのは
とても不安ですし、
なにより、つらい離脱症状と向き合う
のはかなりの覚悟がいるからです。

しかし、なぜそんなことが私にわかるのか。

何を隠そう、私も8年間におよび抗うつ薬の
服用を経て、離脱症状に立ち向かいながら断薬に成功した
経験があるからです。
(私のプロフィールはこちらからどうぞ)

私の経験からわかった結論を言いますと、

離脱症状がおさまるまでは最低1ヶ月くらいはかかる

ということです。

 

この記事では、

・私が抗うつ薬を断薬して1年経つまでの経過記録
・辛い『離脱症状』を克服して断薬するために実践した方法

を、過去の記事とともにご紹介いたします。

私のこの記事を読めば、
経験者がどのような経過を辿りながら
断薬に成功したのかがわかります。

離脱症状と闘いながら断薬を進めている
あなたのお力になれるはずです。

ではいってみましょう。

 

断薬開始後の最初の11日間

断薬開始後の最初の11日間

まずは、断薬を開始して最初の11日間の記録です。

たった11日間でなにか変わるの?

と思ったと思います。

私もそう思っていたのですが、
なんと断薬開始翌日から
離脱症状とみられるものが体に
しっかりと現れました。

これには私も正直驚きました。

そちらの経過をまとめた記事がこちらです。

【離脱症状】断薬して11日経ったので、経過報告します。

私が薬を服用していたのはのべ8年間なのですが、
それだけ長く服用している薬の成分を
体から抜くということは、
かなりの反動があるのだと実感しました。

具体的には、

・不安感と焦燥感
・倦怠感
・悪寒
・胃の痛み
・頻尿
・不眠

という症状が共通して多くみられます。

 

今こうして記事を書いていますが、
この記録を振り返りますと、
我ながらよく耐えたと思っています。笑

当時は、仕事も休まずに出勤していましたので、
デスクにいてもたってもいられなくなり、
トイレや休憩スペースでぐったりしていたことを
思い出します。

もし、あなたが同じような状況にあるのであれば、
決して無理して出勤などせずに、
休むことをおすすめします。

 

断薬開始後から27日間後

断薬開始後から27日間後

12日以降から、27日までの記録です。

27日と書いていますが、ほぼ『断薬開始1ヶ月後』と
捉えていただいて問題ないです。

そちらの経過をまとめた記事がこちらです。

【離脱症状】断薬して27日経ったので、経過報告します。

この頃になると、まだ症状はあるものの、
程度はおさまり、大分体が楽になってきています。

症状としては、

・憂鬱感と焦燥感が朝に強い(日内変動)
・睡眠障害(中途覚醒)

というところが、まだ残っていますね。

ただ、その程度もかなり軽度になってきています。

また、良い点では

・食欲が戻ってきている

というところが挙げられます。

最初の11日間では、胃の痛みが激しくて
食事が取れず、栄養が不足しがちでしたので、
心身の回復にも良くなかったと思います。

よって、ここで食欲が戻ってきたのは
回復に大きく効いていったと思っています。

 

断薬開始後から1年後

断薬開始後から1年後

ここから一気に1年後に飛びます。

1年後の様子をまとめた記事はこちらです。

【離脱症状】うつの薬を断薬して一年経ったので経過をお話します

この頃になると、完全に離脱症状やうつの症状の
ぶり返しはありません。

断薬は成功し、うつの症状も治まった(=寛解)と
言えると思っています。

ポジティブな点として、

・体が軽い
・よく眠れる
・仕事に対して意欲的

という点が見受けられます。

これは、断薬開始直後の様子と比べると、
天と地の差です。

また、うつであった自分の過去を私の中で
受け入れることができ、
その経験を逆手に
とって強みに昇華できた
ということも大きいです。

その心意気を持ち、
家族や友人、職場の中で自分の居場所を
確立できたイメージです。

 

また、本当は3ヶ月、半年、くらいの周期で
記録を刻むべきだったのですが、

・体の調子が問題ないレベルまできたこと
・仕事が忙しくなった(部署移動)
・子供が産まれた

ということなどが重なり、
ブログに残す余裕がありませんでした。

自分で書いていて思いましたが、
断薬を開始して1年間の間に、
ここまでの復活とプライベートのイベントを
こなすのもすごいですよね?

とても驚いてしまいました。

ブログ記事を残せなかったのは残念ですが、
それは、生活が充実しており回復が順調である
ということの裏返しであると、
ポジティブに捉えさせてください。

 

離脱症状克服のために実践した方法

離脱症状克服のために実践した方法

離脱症状は、時間の経過とともに
おさまっていくということがわかりました。

ですが、実際症状が出ているときは
かなりの辛さです。

私もとても辛かったのですが、
その時にやり過ごすために行った方法を
以下の記事にまとめましたので、
あわせてご紹介します。

ベンゾジアゼピン系の抗うつ薬と抗不安薬を断薬成功した私が実践した方法

詳しい内容は記事をご覧いただきたいのですが、
コツとしましては、

・いかに気を紛らわすか
・自律神経を整える

という2点に絞られてくるかと思います。

はっきり言って、離脱症状は
薬の成分が体に入ってこないことに
体が驚いている状態です。

解決策は

・薬を再開する
・薬の成分が無いことに体が慣れるのを待つ

の二択です。

薬の再開は、できれば避けたいですよね?

私の方法を、ぜひ参考にしてみてください。

 

まとめ

まとめ

以上が、私の断薬後1年間の記録と、
離脱症状克服のために実践した方法です。

この記事をまとめますと、

・必ず離脱症状は消える
・しかし離脱症状は消えるまでに最低1ヶ月は見ておく
・離脱症状克服のためには『気を紛らわす』ことと『自律神経を整える』ことが重要

ということになります。

また、記事内にも書きましたが、
私は8年間の投薬の上、離脱症状を克服して
うつから卒業しました。

私はうつから卒業後、

・新しい職場でのスタート
・子供の誕生

を経験しています。
しかも、これはすべて断薬開始から
1年以内に起きたことです。

少し前までうつで休職していたとは
思えない状況です。

私も信じられませんが、
人は必ず抗うつ薬を克服し、うつから卒業できます。

今はつらいかもしれませんが、
信じてください。

私が生きた証拠です。

では、本日は以上です。

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