うつから復活し、今は子供を育てながら働いている
かめちゃん(@kamechan1013)です。
こちらの記事を読まれているということは、
抗うつ薬の『断薬』と『離脱症状』に悩まれている
ことと推測します。
断薬はとても辛いものですよね。
自分の心のより所にしていた薬を卒業するのは
とても不安ですし、
なにより、つらい離脱症状と向き合う
のはかなりの覚悟がいるからです。
しかし、なぜそんなことが私にわかるのか。
何を隠そう、私も8年間におよび抗うつ薬の
服用を経て、離脱症状に立ち向かいながら断薬に成功した
経験があるからです。
(私のプロフィールはこちらからどうぞ)
私の経験からわかった結論を言いますと、
離脱症状がおさまるまでは最低1ヶ月くらいはかかる
ということです。
この記事では、
・私が抗うつ薬を断薬して1年経つまでの経過記録
・辛い『離脱症状』を克服して断薬するために実践した方法
を、過去の記事とともにご紹介いたします。
私のこの記事を読めば、
経験者がどのような経過を辿りながら
断薬に成功したのかがわかります。
離脱症状と闘いながら断薬を進めている
あなたのお力になれるはずです。
ではいってみましょう。
断薬開始後の最初の11日間
![断薬開始後の最初の11日間](https://smdfkzw.net/wp-content/uploads/2019/06/age-barros-425560-unsplash-300x200.jpg)
まずは、断薬を開始して最初の11日間の記録です。
『たった11日間でなにか変わるの?』
と思ったと思います。
私もそう思っていたのですが、
なんと断薬開始翌日から
離脱症状とみられるものが体に
しっかりと現れました。
これには私も正直驚きました。
そちらの経過をまとめた記事がこちらです。
私が薬を服用していたのはのべ8年間なのですが、
それだけ長く服用している薬の成分を
体から抜くということは、
かなりの反動があるのだと実感しました。
具体的には、
・不安感と焦燥感
・倦怠感
・悪寒
・胃の痛み
・頻尿
・不眠
という症状が共通して多くみられます。
今こうして記事を書いていますが、
この記録を振り返りますと、
我ながらよく耐えたと思っています。笑
当時は、仕事も休まずに出勤していましたので、
デスクにいてもたってもいられなくなり、
トイレや休憩スペースでぐったりしていたことを
思い出します。
もし、あなたが同じような状況にあるのであれば、
決して無理して出勤などせずに、
休むことをおすすめします。
断薬開始後から27日間後
![断薬開始後から27日間後](https://smdfkzw.net/wp-content/uploads/2019/06/a5d26573d44d623a41bb1d536faf61a7-300x166.png)
12日以降から、27日までの記録です。
27日と書いていますが、ほぼ『断薬開始1ヶ月後』と
捉えていただいて問題ないです。
そちらの経過をまとめた記事がこちらです。
この頃になると、まだ症状はあるものの、
程度はおさまり、大分体が楽になってきています。
症状としては、
・憂鬱感と焦燥感が朝に強い(日内変動)
・睡眠障害(中途覚醒)
というところが、まだ残っていますね。
ただ、その程度もかなり軽度になってきています。
また、良い点では
・食欲が戻ってきている
というところが挙げられます。
最初の11日間では、胃の痛みが激しくて
食事が取れず、栄養が不足しがちでしたので、
心身の回復にも良くなかったと思います。
よって、ここで食欲が戻ってきたのは
回復に大きく効いていったと思っています。
断薬開始後から1年後
![断薬開始後から1年後](https://smdfkzw.net/wp-content/uploads/2019/06/freestocks-org-425050-unsplash-2-300x200.jpg)
ここから一気に1年後に飛びます。
1年後の様子をまとめた記事はこちらです。
この頃になると、完全に離脱症状やうつの症状のぶり返しはありません。
断薬は成功し、うつの症状も治まった(=寛解)と
言えると思っています。
ポジティブな点として、
・体が軽い
・よく眠れる
・仕事に対して意欲的
という点が見受けられます。
これは、断薬開始直後の様子と比べると、
天と地の差です。
また、うつであった自分の過去を私の中で
受け入れることができ、その経験を逆手に
とって強みに昇華できたということも大きいです。
その心意気を持ち、
家族や友人、職場の中で自分の居場所を
確立できたイメージです。
また、本当は3ヶ月、半年、くらいの周期で
記録を刻むべきだったのですが、
・体の調子が問題ないレベルまできたこと
・仕事が忙しくなった(部署移動)
・子供が産まれた
ということなどが重なり、
ブログに残す余裕がありませんでした。
自分で書いていて思いましたが、
断薬を開始して1年間の間に、
ここまでの復活とプライベートのイベントを
こなすのもすごいですよね?
とても驚いてしまいました。
ブログ記事を残せなかったのは残念ですが、
それは、生活が充実しており回復が順調である
ということの裏返しであると、
ポジティブに捉えさせてください。
離脱症状克服のために実践した方法
![離脱症状克服のために実践した方法](https://smdfkzw.net/wp-content/uploads/2019/06/jenny-hill-205881-unsplash-2-300x200.jpg)
離脱症状は、時間の経過とともに
おさまっていくということがわかりました。
ですが、実際症状が出ているときは
かなりの辛さです。
私もとても辛かったのですが、
その時にやり過ごすために行った方法を
以下の記事にまとめましたので、
あわせてご紹介します。
詳しい内容は記事をご覧いただきたいのですが、
コツとしましては、
・いかに気を紛らわすか
・自律神経を整える
という2点に絞られてくるかと思います。
はっきり言って、離脱症状は
薬の成分が体に入ってこないことに
体が驚いている状態です。
解決策は
・薬を再開する
・薬の成分が無いことに体が慣れるのを待つ
の二択です。
薬の再開は、できれば避けたいですよね?
私の方法を、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
![まとめ](https://smdfkzw.net/wp-content/uploads/2019/06/peter-boccia-1422516-unsplash-2-300x200.jpg)
以上が、私の断薬後1年間の記録と、
離脱症状克服のために実践した方法です。
この記事をまとめますと、
・必ず離脱症状は消える
・しかし離脱症状は消えるまでに最低1ヶ月は見ておく
・離脱症状克服のためには『気を紛らわす』ことと『自律神経を整える』ことが重要
ということになります。
また、記事内にも書きましたが、
私は8年間の投薬の上、離脱症状を克服して
うつから卒業しました。
私はうつから卒業後、
・新しい職場でのスタート
・子供の誕生
を経験しています。
しかも、これはすべて断薬開始から
1年以内に起きたことです。
少し前までうつで休職していたとは
思えない状況です。
私も信じられませんが、
人は必ず抗うつ薬を克服し、うつから卒業できます。
今はつらいかもしれませんが、
信じてください。
私が生きた証拠です。
では、本日は以上です。
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