この記事をご覧いただいているということは、既に年子育児をされている、年子での子育てを検討している、年子出産が決まっている、という方々が多いのかなと思います。
私も年子育児の真っ最中なのですが予想していた通りとても大変です。その大変さは実際に経験したことがないとわからないものですが、周りになかなかいないと思いますので、どういった大変さがあるのかを5つ厳選して皆様にご紹介したいと思います。
この記事を読めば、経験者が語る年子育児での大変だと感じることがわかります。同じ境遇にある人、年子育児を予定している人の参考になれば幸いです。では行ってみましょう!
目次
【経験者が語る】年子育児で大変だと感じること5選
年子とは、同じお母さんから続いた年に生まれた子供のことを指します。数え年で一つ違いの兄弟・姉妹ということですね。
なので、年子育児に関しては基本的に同じことが二年連続で立て続けにやってくると考えていただければ想像しやすいかと思います。それだけでも、育児の経験がある方々にはその大変さがなんとなくわかりますよね。笑
では一つ一つご紹介していきます。
前提として二人ともまだ『赤ちゃん』であるという状況
細かいポイントはありますが、まず大前提として基本的に二人とも『赤ちゃん』であるという状況を理解しなければいけません。
年子ですので、最大でも歳の差は2歳弱になるわけです。お子さんがいらっしゃる方はわかるかもしれませんが、2歳なんてやっと少し会話ができたり一人で遊んだりが出来はじめたくらいですので、まだまだ赤ちゃんの領域を出ていません。
よって、様々なことで補助が必要ですし、こちらの言うことを聞くような月齢でもありません。遅い子はやっと歩き始めたくらいだとおもいますのでちょろちょろと歩き回ってしまって目が離せない状況です。
何をするにも基本一緒にやらなればいけないということになります。
なので、むしろ下の子より手のかかる大きな赤ちゃんと、新生児を同時に見なければいけないということを覚悟してください!
上の子が下の子に対して『嫉妬の鬼』になる
まず、上の子が下の子に対してつよい嫉妬の感情を抱くようになります。
いままで自分一人が独占していたママとパパを下の子に取られたように感じて、やきもちをやいている行動をとるようになるんです。
ウチの場合は、下記のような出来事がありました。
・『だっこ』を連発して要求してくる。下の子を抱いていると『降ろせ』と要求してくる。
・下の子の髪を引っ張ったり、叩いたり、つねったり、噛んだり、物を投げつけたりする。
・自分のおもちゃや道具を下の子が触っていると怒る
下の子が生まれるまでは他人に対して敵意や攻撃的な行動などとることはなかった上の子が豹変し、とても戸惑ったのを覚えています…。
そりゃそうですよね。イメージとしては、自分で楽しく独り占めしていた彼氏が、いきなり年下の若い女の子を連れてきて、
『まぁ、今日から仲良くやってくれや。』
なんて感じで一緒に生活することになったら理解できないですもんね。笑
二人同時の寝かしつけがとても難しい
夜、二人を同時に寝かしつけるということが非常に困難になります。
そもそも小さな子供の寝かしつけは、子供の人数が何人だろうがめっちゃ大変です。笑
それが二人同時で、しかも年子となると困難を極めます。我が家の場合、上の子は2歳近かったので、一緒に布団に入れば時間はかかりますがなんとか一人で寝てくれます。
しかし、下の子は0歳児ですので睡眠が安定せず、寝かしつけるのがとても大変です。
まず、自分の力で眠ることができないので、しっかりと眠れるまで抱っこをするなどの寝かしつけをしっかりしなければいけません。これがまた大変で、布団におくと一気に目が覚めてしまうという『背中スイッチ』や、眠れない時に大声でなく『寝ぐずり』や『夜泣き』もバンバンきます。
月齢によっては2〜3時間ごとに授乳をしなければいけないのでママの負担も大きかったりします。
そしてこれが問題で、上の子と下の子を同時に寝かしつけようとするとこれらの動作を同じ空間で行わなければいけないので、非常に骨が折れます。
我が家の場合は、下の子を抱きながら寝かしつけようとしたのならば、嫉妬の鬼となった上の子は泣いて怒ります。笑
そしてその音で目を覚ました下の子が泣いて起きる、ということの繰り返しです。笑
逆に下の子がすんなり寝てくれたとしても、上の子が眠りにつくまで時間がかかるので、その間の話し声や物音、ゴロゴロと布団の上を転がり回る動きで、下の子は絶対に起きてしまうのでした。笑
ですので、基本寝かしつけは上の子と下の子は時間をずらし、同時に行わないようにしました。
このあたりの苦労話は追々記事にまとめていけたらと思っています!
大人一人でお風呂を入れるのがほぼ不可能
こちらも寝かしつけと同じような部分がありますが、年子の小さな子供を大人一人でお風呂に入れるのも非常に難しく、ほぼ不可能であると考えた方がいいです。
まず、年子の小さな子供を同時にお風呂に入れることは困難です。お風呂の中で片方を野放しにしておくのはとても危険です。
お風呂から出た後もすぐに体を拭いて服を着させたりとしなければいけませんので、怒涛の時間になります。夏ならまだいいですが、冬場は非常に寒くて子供が風邪をひいてしまいますので片方をそのまま放置しておくこともできないので、ほぼ不可能です。
さらに、時間差で入れるとしても片方を入れている時に片方はお風呂の外にいますので、こちらも危険です。
よって、お風呂を入れるときは必ず大人二人以上で行わないといけなくなります。
こちらは、パパもママもお風呂の時間に家にいることのできるご家庭であれば良いですが、大体は仕事に行っているパパの帰りが遅く、それまでにママがワンオペでなんとかしないといけないご家庭が多いと思います。
我が家は私がフレックスタイム制を活用して、夜の早い段階で家に帰れるように努めていたのでなんとかなりましたが、そうでなかったらどうなっていたんだろうと思ってしまいますね。
食事の時間が戦争状態
小さい子供の食事も、パパママを手こずらせる育児の一つですが、年子育児の際はさらに大変になります。
まず、2歳を迎えた上の子は絶賛『イヤイヤ期』発動中です。ですので、まったくというほどご飯を食べてくれません。笑
食べるとしたら、本当に自分の好きな食べ物しか食べませんし、食べたとしてもごく少量です。
一生懸命、バランスや好みなどを考えて料理を作ったのに、まったく手をつけず終わるということなんてザラです…笑
そんな上の子を相手にするだけでもとても疲れるのに、下の子のご飯の用意もしなければならないわけです。
まず、下の子が授乳している時期であれば、授乳中はご飯を食べさせる行為ができません。下の子が離乳食になったとしても、手間のかかる離乳食の準備をしながら、全く食べない上の子の料理の準備をするのも本当に疲れます。
夫婦で本当にイライラしましたし、奥さんのボルテージが上がることが多かったです。
さらに手のかかる下の子を見ながら、全く食べないで遊びまわっている上の子の行動にイライラしながら一日三食をこなす…とても大変です!!笑
年子育児は大変だが乗り越えられる
以上が、私が実際に経験して大変だと感じた年子育児のベスト5です。
もちろん、もっと細かい大変なことはたくさんありますが、特に大変だなと思うことはこの5つに絞られますね。
年子育児はこのように大変なことが非常に多いです。ですが、夫婦で力を合わせれば絶対に乗り切ることができると断言します。
実際に経験した私が言うのですから間違いありません。また。年子育児の良いところは、大変な時期が集中しますが、楽になる時も一気にやって来るということです。
また、子供同士の年齢が近いということも、子供同士が仲良くなったりすることができて、親としては非常に嬉しいです。
皆さんも、ぜひこの記事を参考に年子育児を頑張っていきましょう!
では、本日は以上です。
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