うつ経験者がふりかえる抗うつ薬を飲むと太る理由とその対処法

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ブログを読んでいただいてありがとうございます!

うつ・適応障害を経験したものの、復活して今はバリバリ普通に生活をしているサラリーマンブロガーのかめちゃん(@kamechan1013)です!

本日は、抗うつ薬にまつわる気になる説についてお話ししたいと思います。

 

抗うつ薬を飲むと太る??

どんな薬にも必ず副作用が存在します。

抗うつ薬にも、様々な副作用があるということは皆さんもご存知だと思います。

 

抗うつ薬の副作用について書いた記事はこちら↓↓

アカシジア(むずむず脚症候群)の体験者がその症状と対処法をご紹介します

 

薬の種類にもよりますが、主に下記のような副作用があると言われております。

 

・眠気、逆に不眠
・食欲不振、逆に過食
・倦怠感、頭痛、めまい、ふらつき、吐き気、口の渇き、頭がぞわぞわする感じ、便秘
・性欲低下、射精障害
これだけでも、飲みたいとは思わないと思います。
状態を良くするために飲む薬なのに、なぜか具合が悪くなるという…笑
果たして、抗うつ薬は、飲む意味があるのか。
そういう議論はたくさんありまして、かめちゃんもなんども考えてみたことがあります。
それについてはまた改めて記事にしたいと思っています。
そんな数ある副作用の中でも、たびたび議論になる症状があります。
それは、
太る(体重増加)
です。
これは、抗うつ病薬を飲んでいる方々の間では、たびたび議論になる永遠のテーマのようなものです。
他の薬でも『太る(体重増加)』という副作用があるものは結構あります。
でも、抗うつ薬は特にその症状の報告が多いということが特徴です。

抗うつ薬を飲んで実際に太りました

ということなのですが、かめちゃんはうつと適応障害になり、8年間にわたり抗うつ薬を飲み続けることになったわけなのですが。
その長期にわたる期間を振り返りますと、かめちゃんは確実に太りました。
抗うつ薬を辞めてから、約半年がたった2018年8月現在、かめちゃんの体重は65Kgで落ち着いています。
しかし、
抗うつ薬を飲む前→63Kg
抗うつ薬を飲み始めて辞める直前→71Kg
と、マックス8Kgほど体重が増加しました。
この時の見た目は本当にひどいものです。
家族にも、友人からも、心配されました。笑
ちなみに、かめちゃんもブログとツイッターにお世話になってるメンタルハッカーのほっしーさんもそれについては言及されています。
もちろん、長期にわたる期間ですので、その中での増減はあります。
ですが、基本的に増加傾向でしたし、ダイエットに勤しんだ時もありましたが、体重は以前ほど落ちずらくなっていました。
8年もあれば、加齢で太って痩せにくくなるということもいくらかあるでしょうが、あきらかに今までの体質とは変化があるということが手に取るようにわかりました。

太った原因と思われる抗うつ薬

8年もの間、抗うつ薬を服用して居ましたので、様々な薬を飲みました。
ですので、太ったことに関してはそこで飲んだ様々な薬の蓄積だとも思っています。
よって、どの薬が原因かという話になると断言は難しいのですが、確実にこれがメインの原因だろうという薬が一つあります。
それは、
『ドグマチール(スルピリド)』
という薬です。

ドグマチール(スルピリド)が原因だと思われる理由

 

では、なぜかめちゃんがこの薬が太る原因のメインと思うのか、理由をご紹介します。

 

 

1.もともと胃などの消化器官に効き目のある薬だから

まず、ドグマチールという薬の性質が考えられます。

ドグマチールは、抗うつ薬として使われますが、もともとは胃などの消化器官に効き目のある薬です。

なので、ちょっとした胃薬的な側面を持ちます。

消化器官の運動を改善させ、吐き気や胸焼け、食欲不振などを改善するという効果があるのです。

では、なぜ胃薬がうつの治療に使われるのか?

と疑問が出てきますよね。

それは、うつ病がどこからやってくるのか、という一説にあります。

 

うつの原因は消化器官の機能不全にある、という説があるのです。

よって、

消化器官の機能を改善する=うつの改善

につながる、

という説からこのドグマチールが使われるようになりました。

ということで、ドグマチールを飲めば胃の調子が良くなり、それに伴って自然と食欲が増加する、ということなのです。

これは、この薬を処方したかめちゃんの主治医もあらかじめ説明してくれていました。

その食欲に身を任せて食べてしまえば、体重が増加するのは無理もありません。

かめちゃんも、実際にこの薬を飲み始めてから、食欲が増したのを感じました。

もちろん、この食欲増加は悪いことではありません。

基本的にうつ状態の場合は、食欲が無くなります。

そこで、しっかりたべれるということは健康の証ですから。

そこが難しいところでもあります。
参考サイト:ドグマチールの成分
2.一番長く服用していた薬だから
かめちゃんが抗うつ薬を服用していたのは、のべ8年間。

この間に、様々な薬を服用しました。

薬を服用する時、断薬をする直前には1種類までに減りましたが、それまでは少なくても2〜3つの薬を同時に服用するのが常でした。

その中で、ほとんど最初から終わりまでかならず服用していたのが、この『ドグマチール』だったのです。

よって、ふりかえったとき、この薬が確実に体に影響をおよぼしているという結論に至りました。

そのほかに考えられる太る理由

まず、抗うつ薬を飲むと太る、という理由はその薬の成分による食欲増進ということが考えられるということをお話ししました。

そのほかにも、複合的に太る原因になると考えられる理由を挙げてみます。

おそらくホルモンバランスが崩れている

これは専門家ではないので断言はできませんが、おそらく長期の薬服用により、体の中のホルモンバランスが崩れていると思われます。

体には、特に運動をしなくてもカロリーを消費する基礎代謝が存在します。

しっかりとバランスが取れていれば、よほど食べすぎることがない限りは、大幅に太ることはなかなかありません。

しかし、この抗うつ薬を長期にわたって服用することで体のホルモンバランスが崩れ、体が太りやすくなってしまっていると考えられます。

いわゆる、倦怠感がそれにつながっているとかめちゃんは見ています。

からだの燃焼機能が明らかに低下し、燃費の悪い体になってしまっていると感じていたのです。

抗うつ薬は、そんほとんどが脳に作用する薬です。

ホルモンバランスに、なんらかの影響を与えているといってもおかしくはありません。

過眠が影響している

抗うつ薬を飲むと、だいたいが過眠状態に陥ります。
日中ほとんど眠気が付きまといますし、朝もなかなか起きれません。
それにより、運動量も減りますし、食べた後は、すぐ眠るというサイクルが増えますので、おのずと太っていくと考えられます。

太らないための対処法

以上が、かめちゃんが自身の経験を振り返り、感じた抗うつ薬を飲むと太る理由です。
おさらいしてみますと、
・薬の性質による食欲増加
・ホルモンバランスの崩れによるカロリー消費量の低下
・過眠

ということでした。

では、これらを踏まえての対処法ですが、

・食事は腹八分目に抑える
・可能な限り運動を行う(ウォーキングでもよい)
・基礎代謝を上げるための筋トレ
・規則正しい生活リズムを意識し寝過ぎない

に限ると思います。

抗うつ薬を飲まない、という選択肢がとれれば一番ですが、治療中はまずそれは無理なので、そのほかのことを考えましょう。

そして一番大切なことは、無理をせず体のさせたいようにさせる、ということです。

もちろん、うつ状態にあるときは、活動をすることなど不可能です。

ですので、そういうときはとにかく体のおもむくままに生活をしてください。

ここで食欲がある場合は食べればいいし、寝たければ寝ればいいと思います。

まずは疲弊しきった心と体を最低レベルまで元に戻すのが第一優先です。

そして、からだがある程度復活し、行動する意欲がわいてきたら、上記の方法を意識していただくのが良いと思います。

もちろん、これらの考察は、すべてかめちゃんの経験に沿った個人的な見解です。

一つの意見として参考にしていただけたら幸いです。

それでは、今日はこのへんで!

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