【メンタルヘルス】セルフケアのために、EAPの活用をおすすめします。

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こんにちは!

かめちゃんです。

 

 

本日は、メンタルヘルス関連のお話をしたいと思います。

かめちゃんがうつ、適応障害で悩んでいた時のお話です。

症状がひどかったときは、それはもうありとあらゆる手を使って、症状の改善を試みました。

 

それくらい辛い毎日でした。

 

 

そうやって、かめちゃんは孤軍奮闘していたのですが、それを横で見ながらサポートしてくれていた職場の上司が、とある相談窓口を紹介してくれました。

 

 

それが、『EAP』と呼ばれるものです。

 

 

かめちゃんですが、この『EAP』なるものにお世話になりまして、短い期間ではありましたが、色々なことを教わりまして、自分のためになりました。

 

 

ですので、本日はこの『EAP』についてちょっとお話ししてみますね!

 

 

【EAPとは??】

 

『Employee Assistance Program』を略したもので、日本語で訳すと『従業員支援プログラム』という意味になります。

 

 

つまりは、そこで雇っている社員・従業員の皆さんを支援するプログラムのことになんですね。

 

 

もともとはアメリカで発展し、1980年代後半に日本に浸透し始めたようです。

 

 

近年は、みなさんもご存じのようにストレス社会が加速しているということもあり、健康を重視した内容が主流となっています。

 

 

この流れをくみ、また社員の働き方改革という面でも、全社的に取り組む組織的なメンタルヘルス対策、健康増進、コンプライアンスなどの分野で、職場のパフォーマンスを向上させるために、導入を進める企業が増えてきているようですね。

 

【EAPとメンタルヘルスケアの関係】

 

働く『労働者』の方々にとって、一日の大半を過ごすのが職場です。

その仕事に関するストレスや過労などが原因で、心や体の健康に問題を抱える人はたくさんいます。

 

それは、かめちゃんも身をもって経験いたしました。

 

世の中も、それが原因で悩んでいる人々は年々増加していっています。

 

政府もそれを自覚していまして、この数年間の間で、様々な社会的な動きもありました。

 

厚生労働省は、平成12年8月に、『事業場における労働者の心の健康づくりのための指針』を策定。

 

 

さらに、平成18年3月に、『労働者の心の健康の保持増進のための指針』を策定しました。

 

 

 

これらから、いかに国も労働者のメンタルヘルスケアに本腰をいれて取り組んでいるか

わかりますよね。

 

それから、平成20年には、『労働契約法』が施工されました。

 

これまで、安全配慮義務は労働基準法や民法などで明確な定義づけがされていませんでしたが、労働契約法によって、安全配慮義務が事業主の法的義務として明文化されたわけです。

 

 

安全配慮義務というのは、簡単に言えば

 

 

『雇用主が、雇っている従業員の安全をしっかり確保するために責任を持ちましょう』

 

 

ということです。

 

 

『そんなことあたりまえでしょ?』と思いますが、今まではこれがしっかりと明文化されていたわけではなく、おざなりにされている職場はいっぱいあったわけなんですね。

 

 

それがひどいところまでエスカレートすると、いわゆる『ブラック企業』なんていう風になってしまうわけです。

 

 

話を戻しますが、その後平成27年11月に厚生労働省が日本EAP協会宛に指針出していることから、従業員を支援するプログラム=EAPとして、国も本格的にEAPを重要視していることが分かります。

 

 

 

以上の流れからも、社会の方向性も含めてメンタルヘルスケアとEAPは、いまや切っては切れない関係になってきているんですね。

 

 

 

【実際にかめちゃんが受けたEAPは??】

 

 

ということで、かめちゃんは職場の上司に勧められて、会社が設置しているEAPの窓口を訪ねることにしました。

 

 

EAPということで、色々な形があると思いますが、かめちゃんが受けたのは『カウンセリング』です。

 

実際は、かめちゃんの会社がEAP窓口として委託をしている外部の団体が運営するカウンセリングを受講してきた感じです。

 

内容としましては、5回まで無料で受講することができて、それ以降は希望があれば有料で引き続きカウンセリングを受けられるとのことです。

 

カウンセリングは、一回数千円するのが相場です。
これを5回まで無料で受けられるというのは、とてもありがたいことでした。
とても感謝しています。

ちなみに、その団体ですが、『ピースマインドという会社でした。

 

2003年に設立後、EAPサービスはもちろんのこと、コンサルティングやマネジメントアドバイサリー、関連本の出版など、組織の人材マネジメントに尽力されている企業のようです。

 

取引団体は560以上、国際EAP協会加盟、日本EAP協会加盟と、EAPに関しては実績も信頼度も高い企業のようです。

 

 

【EAPのカウンセリング受講の流れ】

 

大まかにご説明しますと、

 

 

・まず、オンラインでカウンセリング受講の申し込み

・担当のカウンセラーが決まり、連絡が来る

・カウンセリングの日程調整の連絡のやりとり

・カウンセリング受講

 

という流れでした。

 

かめちゃんがカウンセリングを受けた場所は、銀座にありました。
幸い、かめちゃんの職場からそう遠くないので、通うことには助かりました。

 

一回目のカウンセリングは、緊張しましたね。
どんなカウンセラーの方がくるのだろう、とか。

 

 

でも、実際カウンセリングを受ける場所に行って見ると、
その不安は一瞬で吹き飛びました。

 

 

こじんまりとしたオフィスは、受付から暖色系でまとめられていて
とても落ち着いています。

 

 

さらに、さざなみの音をオーディオで流してくれており、
これも心が安らぐ要因でした。

 

 

受付の女性もやさしく丁寧に対応してくださり、ただでさえ弱っていて、緊張しているかめちゃんはそれだけで安心することができました。

 

そしていよいよ、カウンセラーの方とのご対面です。

 

カウンセラーの方は、女性の方でした。

お名前はもちろん伏せますが、Gさんという、年齢は30代後半くらいの方でした。

 

Gさんは、とても優しく、冷静に、かめちゃんの話を親身になって聞いてくれました。

 

 

まず、初回はかめちゃんの症状や、おかれている状況、考え方のクセなど、様々なことをヒアリングしてもらいながら、現状分析をしていただく感じでした。

 

そして、とりあえず無料期間の5回目をゴールに目標として、そこまでにどのようなアドバイスと解決策を導けるか、考えてもらう、というような運びでやっていくことに決まりました。

 

Gさんですが、かめちゃんの言葉をメモにとりながら、しっかりと傾聴してくださり、分析してくださいます。

 

一回一回のカウンセリング時間は約45分ほどでしたが、Gさんのカウンセリングはとても心地よく、身になるお話をたくさんしてくださいました。

 

 

そして何より、黒髪のショートカットが似合う、美人でした。笑
(これはけっこう重要ですよね!!笑)

 

 

かめちゃんにとって、Gさんと行うこの5回のカウンセリングは、毎回新たな発見と安らぎを与えてくださる貴重な時間となりました。

 

 

精神的につらい時期でしたが、このGさんとのカウンセリングの時間は、かめちゃんにとって確実に心の支えになっていました。

 

 

 

5回のカウンセリングが終了!!

 

仕事の合間を見て、スケジュールを調整しながらカウンセリングを続け、無料期間の5回はあっという間に終了しました。

 

 

最後の回にて、Gさんから今後のかめちゃんの心の持って行き方や、最終的なアドバイスをもらい、かめちゃんはそれを今でも心の支えにしています。

 

 

もちろん、カウンセリングはその症状を根本的に治癒するものではありません。

 

 

ですが、医者、家族、友人、職場の人などとはまた違った、第三者として客観的に自分を分析し、意見をしてくれる存在は、メンタルヘルスケアをしていく上で、とても有効的だと言えます。

 

 

かめちゃんのケースでは、カウンセリングという形でのEAPでしたが、世の中には様々なEAPが存在していますので、ご自身の状態にあった支援を受けられるとよいのかな、と思います。

 

 

 

利用できる制度は利用し、セルフケアに努めましょう!!

 

 

 

いかがでしたでしょうか。
少しはEAPに関して、皆さんのお役に立てたでしょうか。

 

 

もちろん、

 

『EAPなんていう、そんな社員想いの窓口、うちの会社にはないよ!!』

『そもそもEAPに関心がある会社なら、メンタルヘルスで悩まないから!!』

 

そういう境遇の方々もたくさんいらっしゃると思います。

ですが、逆にEAPの窓口(もしくはそれに代わる相談窓口)がご自分の勤め先にある、という方は、ぜひ活用してください。

会社側がそれを設置しているということは、そこで働く労働者にとって、それは利用できるちゃんとした『権利』ですので。

 

遠慮することはありません。

 

いつか、EAPなんてものに頼らなくてもよくて、それがなくなるような世の中になるのが一番の願いですけれどね。

 

 

それでは今日はこのへんで!!

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