1歳3ヶ月になった娘が『突発性発疹』にかかりました。
この突発性発疹ですが、まぁ噂に聞いていたけれどもなかなか壮絶なものでして…
娘も大変でしたし、私も妻も心苦しい思いをしました。
でも、ちゃんと治りまして、その後も元気に生活しています♪
ということで、今もどこかで突発性発疹に悩むお父さんお母さんがいると思いますので、私の経験談と娘の時の経過を残しておきたいと思います!
この記事を読めば、
・突発性発疹はどのような経過をたどるのか
がわかります。
では行ってみましょう。
目次
突発性発疹とは
突発性発疹は、突然高熱が3~4日続いたあとに、体中にぽつぽつと発疹が出てくるウイルス感染症です。
主に、0歳から1歳くらいの赤ちゃんがかかります。
子供ができるとわかることなんですが、子供には、実は成長していくにつれその年齢とともにたいていの子供が順番に経験していく『病気』があります。
これらの病気は、かかると体の中に免疫ができますので、ある意味必要な経験になります。
これは『スタンプラリー』をイメージしていただけるとわかりやすいと思います。笑
今日お話しする『突発性発疹』も、実はその病気の中の一つです。
かなりの高熱が出るものの、咳や鼻水は出ないので、ほかの風邪とはすこし様子が違います。
また、便がゆるくなることがあるようです。
最初は、とにかく高い熱が出て、それが数日収まりませんので、親御さんたちはとても焦ると思います。
この間に、かかりつけの病院にかかると思いますが、高熱以外にほかの症状がないので、インフルエンザやほかの細菌感染ではなければ、ここではじめてお医者さんは『突発性発疹』の可能性を疑います。
しかし、解熱前後の『発疹』が出るまでは、お医者さんも断言できないので、大体いったん様子を見るしかない、という判断になるでしょう。
特に処方する薬もないので、解熱剤をもらって帰ることになることが多いのではないでしょうか。
結果的にうちの子は突発性発疹でしたが、この原因がわからず高熱がただひたすら続く期間は、とにかく不安になると思います…。
いっそ突発性発疹であってくれー!笑
この際やっちゃいたいー!笑
なんて、奥さんと話していました。
突発性発疹の経過
では、うちの子が経験した突発性発疹の経過をお伝えしていきます。
発熱開始(一日目~三日目)
まずは発熱が始まってから発疹が出るまでの経過です。
一日目(月曜日)
→朝起きると娘が体感で熱を感じる熱さだったので計ってみると、38.2℃の熱あり。
→熱はどんどん上昇し、夕方には39℃台にまで上がる。
→まだ熱も上がりきっていないので、病院は受診せず様子を見ることに。
→食欲はないですが、水分は取れている状態です。
二日目(火曜日)
→熱が40℃をこえる温度まで上昇。
→娘はぐったりしている様子。引き続き水分は取れているが、食欲なし。
→ここでかかりつけの小児科を受診しました。
→インフルエンザと血液検査を実施。
インフルエンザは陰性。血液検査の結果、細菌感染ではないとわかりました。
残される可能性はウイルス感染だが、考えられるのは『突発性発疹』とのこと。
数日発熱の後、熱が下がって発疹が出るまでは判断ができないので、
いったん経過観察しましょうとお医者さんに言われる。
→座薬タイプの解熱剤『アンヒバ』が処方されます。
→自宅にてアンヒバ使用後、熱が下がり少し元気に。
しんどいはずですが寝れず、夜中の12時くらいまで付き合いました。
三日目(水曜日)
→40℃台の熱が下がらない状態。
→アンヒバを使用してもあまり熱が下がらず、一日中ぐずぐずしている。
→このあたりから娘の機嫌が悪くなり始める。
→基本ママだっこじゃないとダメ。(しかも立って歩きまわってないと怒る。笑)
→食欲はあまりなし。
しかし食べさせないといけないので、食べれるもの(菓子パン、おかし、やきいもなど)
を食べれるときに食べさせる。
40℃をこえる高熱でぐったりする娘を見るのもつらかったです…。
ご飯もぜんぜん食べてくれませんし。
四日目(木曜日)
→37.9℃くらいまでに熱が下がる。
→部屋の中を歩き回れるようになる。しかし、機嫌がかなり悪い。
→娘とは別人ではないかと思うほど、ぶすっとしている。一言も喋らないし、ニコりともしない。
→何をやっても怒る。基本ママ抱っこ。しかも立って歩き回らないとダメ。
→何がいいのかわからず、とにかくすべてのことに一度起こって、かんしゃくを起こす。
抱っこをせがんできて、すると頭をのけぞらせて怒る。
→最終的にはかみついてくる。奥さんの顔面をかみついて、奥さんキレる。笑
夜に、発疹?ともとれるような、とれないようなものが背中に出てきている気がした。
解熱後発疹発生(五日目~七日目)
熱が下がり出したと同時に発疹が出始めます。
ちょっと見わかりづらいかもしれませんが…
うっすらと赤みのあるポツポツが出てきています。
最初は、『あせも』かなとも見てとれたので、まだ自分たちの中で判断はできませんでした。
五日目(金曜日)
→熱は微熱かほぼない状態。
→発疹が強めに出て、一気に広がる。
最初は背中とお腹だったが、夜から首の上にまで広がってくる。
→機嫌と様子は、四日目とあまり変わらず、不機嫌。
この日、強く発疹が現れます!!
これはもう、どっからどう見ても『発疹』でしょうということで。
夫婦で、原因がわかってホッとしました!
40℃越えの高熱が数日続いたら、不安になりますからね。
六日目(土曜日)
→かなり機嫌が悪く、症状のピークに感じた。
→発疹も、より顔中に広がった。
→昼間に昼寝をしたが、とにかく眠気が強く、寝足らない様子。
→昼寝から起きた後もすっきりとしない感じ。夕方にもう一度昼寝をしたが、かなりの眠気。夜もよく眠った。
七日目(日曜日)
→朝目覚めると、機嫌は穏やかだった。
→発疹も、残っているが赤みが引いて折り返しを過ぎた印象。
→午後になるにつれ、少しずつ機嫌も改善。食欲も戻ってきた。
→この日からよく動くようになった。夜になるとかなり元気で、食欲もある。夜もすんなり眠れた。
ほぼ回復(八日目~)
八日目(月曜日)
→発疹は残っているものの、改善傾向に乗った印象。
→あとは時間が解決してくれるというレベル。
→食欲も戻り、楽しそうに遊んでいていつもの娘に戻った。
個人差はあると思いますが、落ち着くまで最低でも一週間はかかるとかまえていただいたほうがいいと思います!
【結論】突発性発疹は治るまでひたすら耐えるしかない
経験してわかりましたが、突発性発疹は症状を治す薬があるわけではないですし、ただひたすら症状が回復するまで耐えるしかありません。
つまり、ある程度長期戦になります…
発疹が出るまでお医者さんも突発性発疹だと断定ができませんし、発疹が出るまで高熱にうなされるお子さんを見ながら、親御さんたちも不安になると思います…
そして何より!
発疹が出た後にやってくる子供の『不機嫌』!!笑
これが本当に親御さんたちに追い打ちをかけると思います。
いつも違ってずっと不機嫌で、何をしても怒り散らす娘の相手をするのが本当に大変でした。
私たち夫婦も、あれよこれよと手をかえ、必死にごまかして乗り切った感じです。
私の娘は、NHKの『いないいないばぁ!』がとても好きなので、平常時では考えられない頻度で見せて気を紛らわせていました。笑
我が家ではdTVを契約しているので、そこで配信されている昔の『いないいないばぁ!』をめっちゃ見ましたよ!
放送されているものを録画して見せているのですが、やっぱり飽きちゃうんですよね。
こういう時に動画配信サービスならば見たことない過去のものが見れるので、子供も食いついてくれて非常に助かります。
ほかにも、U-NEXTやHulu、FODでも配信されているようですので、みなさんのご事情に合わせて、検討してみてはいかがでしょうか。
今なら無料期間があるみたいなので、まずはお試しをしてみるとよいと思います!
いないいないばぁ!だけじゃなくて、他にも子供の楽しめるコンテンツが結構あるので、成長にあわせて楽しめる部分もあり、本当におすすめです♪
まとめ
では、突発性発疹の体験談をまとめます。
・一日様子を見てから小児科受診をおすすめします(インフルの可能性もあるので)
・高熱は3日は続く(水分摂取には十二分に気を付けること)
・発疹は3日ほどで改善に向かう
以上です。
おそらく長期間誕生後初めてのの高熱になると思いますのでとても大変だと思いますが、時間が解決してくれることを待つしかない病気ではあります。
ですので、水分補給には十分気を付けて、お子さんのそばにいてあげてください。
絶対に不機嫌になりますが、お子さんも回復に向けて頑張っているところですので、しっかりと付き合ってあげましょう!笑
では、本日は以上です。
一歳になった娘がいるお父さんブロガーのかめちゃん(@kamechan1013)です。